空室対策事例集

空室対策事例集

ここに掲載致しました事例集は、当社でご相談をお受けしてから、現地にお伺いし、いろいろな角度から問題点を洗い出し、オーナー様とご一緒に対策を検討したものです。

アパートの状況やオーナー様のご予算などにより、対策内容は様々ですが、過剰な投資を行うことなく、必要最低限の費用で、最大限の効果を上げる方法を検討いたしました。

最近の厳しい環境では、対策を講じましてもすぐに満室になるような事はあまり期待できませんが、1年位かけ、じっくりと対策を講じていけば、入居率はかなり改善されるようになります。

case1.思い切ったイメージチェンジを行い満室になった事例

設備を新しくし、清掃、入居者募集等積極的に行うことによりアパートの魅力が大幅にアップし、10室中8室空室だった物件が、1ヶ月目で3室、2ヶ月目で2室、4ヶ月目で満室となりました。

 

 

【POINT1】対策前の状況

 

県外にお住いのオーナー様で、管理はお知り合いの方に依頼。
どのように管理を行えばいいのか分からず、近所の不動産業者に仲介の依頼を行うのみ。

新築の間は満室を維持していたが、築年数が経過するとともに空室が増え、当社がお預かりした時点では10室中8室が空室。

before

ハイツ荒巻外観塗装前

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【POINT2】当社で感じた問題点

 

①アパート周辺が汚れていた。
周辺の清掃はほぼされておらず、雑草やクモの巣がたくさんあった。
外壁も劣化してきていた。
自転車置き場がなく、敷地のあちこちに自転車が置いてあった。

 

②退去後のリフォームがされていなかった。
リフォーム代の節約のため、次の入居者が決まってから、畳の表替えや掃除を行っていた。

 

③室内は和室。

 

④エアコンが設置されていない。

 

⑤1階の部屋の前にプライバシーを守るベランダなどがない。

 

⑥浴室はバランス釜を使用していた。

 

⑦不動産業者への募集依頼の方法もあまり適切ではなかった。

 

⑧家賃設定が周囲の相場よりかなりかけ離れていた。

after

ハイツ荒巻外観塗装後

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ハイツ荒巻バランス釜

 ※バランス釜はシャワーが弱く、また沸き上がりの時間

  もかかり、不人気である。

【POINT3】提案した改善案

 

①建物周辺の清掃、雑草を刈る。
後ろの山の影響で敷地内に雑草が生えやすくなっていたため雑草防除シートを敷き込み、その上から砂利を厚めに敷き込む。
予算が合えば外壁塗装を行う。
自転車置き場を設置する。
定期的に巡回清掃を行う。

 

②募集前に畳の表替え、清掃を実施し、内覧して頂く。

 

③室内は随時、2部屋くらいずつ畳からフローリングへリフォームする。

 

④入居が決まった部屋から全室にエアコンを設置する。

 

⑤プライバシーを守るため、1階の部屋の前に生け垣を設ける。

 

⑥仙台市内の不動産会社に、積極的に募集を働きかける。
当社が管理を受け、上記の手配、監督を行う。

 

⑦家賃は、周囲の相場と合わせる。

 

 

【POINT4】対策に要した概算費用

 

①雑草刈り・粗大ゴミ処分:4万

 

②敷地内除草シート・砂利敷き:15万

 

③生け垣工事:4万

 

④駐輪場工事:15万

 

⑤室内フローリング工事(1室当り): 11万

 

⑥エアコン工事(1室当り):6.5万

 

⑦給湯設備工事(ガス会社のサービス):無料

 

⑧外壁塗装:85万

 

 

◎対策後の入居状況

 

1ヶ月で3室、2ヶ月目で2室、4ヶ月目で満室となりました

 

 

 

 

 

case2.荒れ放題だったアパートから整備されたアパートへ

設備を新しくし、植木の手入れを行い、通路に照明を設置することで明るい雰囲気になり、10室中8室空室だった物件が1ヶ月目で4室、2ヶ月目で2室、3ヶ月目で満室となり、オーナー様に大変喜んでいただきました。

 

【POINT1】対策前の状況

オーナー様直接管理。
地下鉄より徒歩5分、周囲には大学や専門学校がたくさんある。
官庁街やオフィス街も徒歩圏内。
築15年程までは満室を維持していたが、徐々に空室が増えていき、埋まることなく10室中8室が空室。

 

【POINT2】当社で感じた問題点

①前の建物の日陰になってしまうため日当たりが悪く、夜は通路も真っ暗になる。

②植木の手入れがされていない。

③室内は和室。

④エアコンが設置されていない。

⑤浴室はバランス釜を使用していた。

⑥1階の部屋の前にプライバシーを守るベランダなどがない。

⑦放置自転車や廃車、雑草などが目立つ。

⑧いくつかの不動産会社に客付けを依頼していた。

⑨家賃設定が周囲の相場よりかなりかけ離れていた。

 

【POINT3】提案した改善案

①室内にLEDライトを設置し、通路にも人が近づくと点灯する照明器具を取り付ける。

②大きな木の剪定、伐採を行う。

③畳をフローリングへリフォームする。

④エアコンを設置する。

⑤バランス釜から給湯式に施工、それに伴いスペースが空くので大型の浴槽へ交換。

⑥1階の前面に門扉を設置。

⑦放置自転車や廃車の処分。

⑧当社が管理を受け、上記の手配、監督を行う。

⑨家賃は、周囲の相場と合わせる。

 

【POINT4】対策に要した概算費用

①植栽伐採・剪定:4万

②敷地内 砂利敷き:7万

③1階南側 門扉工事:5万

④室内フローリング工事(1室当り):12万

⑤エアコン工事(1室当り): 6.5万

⑥給湯設備工事(ガス会社のサービス):無料

⑦廃棄自動車・廃棄自転車処分:8万

⑧アパート通路側 関知式照明器具(電源工事含む):2万

 

◎対策後の入居状況

募集にも力を入れ最初の1ヶ月で4室の申し込みが入り2ヶ月目に更に2室、3ヶ月目で満室にすることができオーナー様に大変喜んでいただくことが出来ました。

 

 

 

【POINT1】対策前の状況

 

県外にお住いのオーナー様で、管理はお知り合いの方に依頼。
どのように管理を行えばいいのか分からず、近所の不動産業者に仲介の依頼を行うのみ。

新築の間は満室を維持していたが、築年数が経過するとともに空室が増え、当社がお預かりした時点では10室中8室が空室。

 

 

【POINT2】当社で感じた問題点

 

①アパート周辺が汚れていた。
周辺の清掃はほぼされておらず、雑草やクモの巣がたくさんあった。
外壁も劣化してきていた。
自転車置き場がなく、敷地のあちこちに自転車が置いてあった。

 

②退去後のリフォームがされていなかった。
リフォーム代の節約のため、次の入居者が決まってから、畳の表替えや掃除を行っていた。

 

③室内は和室。

 

④エアコンが設置されていない。

 

⑤1階の部屋の前にプライバシーを守るベランダなどがない。

 

⑥浴室はバランス釜を使用していた。

 

⑦不動産業者への募集依頼の方法もあまり適切ではなかった。

 

⑧家賃設定が周囲の相場よりかなりかけ離れていた。